
気づけば今年も残り一ケ月を切りましたね~。おかげさまで今年も山梨県下のいろいろな地域のいろいろなお客様からのご相談&ご指名ありがとうございます!。一筋縄ではいかない、お客様の独創性のある外構工事のイメージを今年もいっぱい聞かせていただきました。巷にはあまり無い、様々な知識や技術を駆使して、来年も独創的な外構工事&エクステリアを世に誕生させていきたいと思っております!。来年も引き続き当社をよろしくお願いいたします。
さて、独創的な外構工事でピンときましたが、最近とても独創的なオーダーをいただきました。
今ある駐車場の土間コンクリートを、他に無い、少し独創的なデザインにしたいというご要望でございました。
お客様との打ち合わせを何度か行いまして、では「他に無い、独創的なデザイン」をどうするか?を掘り下げていったわけですが、話の流れの中で、タイル地のような感じなどはできるのか?というアイデアの相談が出てきました。
ちなみに駐車場のスペースにタイルを使っているお宅って見たことがありますか?
私の場合、写真やカタログでは見たことがありますが、実際の目の前では見たことはありません。
では、なぜ駐車場のスペースにタイルを用いることが無いのか?
それはデザイン性で避けられている、嫌われているわけではないのです!
一般的なタイルは大体厚さ9mmくらいなのですが、大体9mmの厚さのものはアプローチやポーチやタイルデッキに使われることが多いのですが、駐車場スペースで使用するためのタイルとなると、厚さ20mmのものを選択する必要があります。厚さ20mm以上無いと強度的に無理ということです。
さらにタイルというものは、実は一枚のサイズが大きければ大きいほど高価になるという特徴があります。縦横が大きいタイルの方が、小さいタイルに比べ費用はかさむわけです。大きいタイルを使えば独創的な感じは出ると思いますが、厚みも20mm以上が求められるので、費用はさらにさらに高くなってしまいます。
上記の理由から、そんなこんなで駐車場のスペースにタイルを使用するのは、費用的にも、耐久面からも現実的にナンセンスな話だということは何となくお分かりいただけたかと思うのですが、しかし、デザイン的にもし、大きいタイルで駐車場のスペースを敷き詰めれば他に無い、独創的な雰囲気になるのではないか?と思いませんでしょうか?
そうです!、今回、何と駐車場のスペースをローラーストーンの技術を使って、大きなタイルを敷き詰めたようなデザインで制作させていただきました!!
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・ローラーストーンとは
ローラーストーンの技術を使って、どでかいタイルを敷き詰めた世界観を構築

ローラーストーンの「タイル調仕上げ」の技術をつかって、一辺60cm×60cmの正方形のどでかいタイルが大量に貼られているように制作させていただきました!
見た目はどう見てもタイルですが、もちろん実際はタイルではございません。
しかし見た目はどう見てもタイル!。大判のどでかいタイルが規則正しく並んでいる駐車スペースは、圧巻の一言でございます!
もちろんタイルではなくローラーストーンですので、タイルが割れて景観が悪くなるような心配もございません。つまり耐久性も申し分無し!!
今後本当にタイルを使う人がいなくなってしまうのではないかと思うほど、いい独創的なタイル地の駐車場スペースの完成と相成りました!
ローラーストーンの技術を使えば、
・既存の駐車場の土間コンクリートに飽きたら模様替えできる
・タイヤ痕や雨染みで汚れが酷い場合でも、上からリメイクできる
ということが可能です!
つまり、今の土台を残した状態で作業ができるので、一から作り替えずに費用を抑えて見た目を劇的に変えることも可能です!
ぜひ駐車場スペースが古くなったとか、土間の汚れが気になる方はぜひご一考くださいませ。
その意図は、完璧に作られた純和風建築の中において、敢えてお客様を出迎えるこの玄関口の塀に少し”暖かさ””柔らかさ”を加えたかったということがございます。
そもそもまだまだ一般的には、塀を曲げてご提案するということ自体がナンセンスのように思われるかもしれませんが、こんなこともグランドアートウォールの塀だったら出来てしまうのです!
塀がアーチ型であっても、建物全体の写真を見た時にはわからないと思います。
しかしご来客の方が玄関まで来た時、玄関の広さに負けないほどの存在感、適切なインパクトを持つこの塀は、本建築物における建物と外構の魅力をさらに相互に引き立たせるものであると確信しています。



